2007年11月21日水曜日

グラマラスアイドル 河合奈保子

豊かな胸・豊満なボディ・美貌は、河合奈保子と共に、グラビアやアイドル水泳大会で注目される実績を残した。同期で同郷でもある河合とは「なおなお」「よしよし」と呼び合う間柄で仲が良い。 話し方に特徴があり(極端に言えばサ行の発音が外国風)物まね番組などで、80年代には、誇張され、よく物まねされていた。浜田翔子が表紙と巻頭。表紙を見た時から思いましたが、中見てもなんか疲れに近い物を感じるのです。

多分本人の疲れとかではなく、撮影時の表情の方向性の問題。全体に表情が硬いんです。その表情のこわばりが、見る側に不安定な印象を与えています。衣装面は割とバリエーションに富んでおり、面白みもあるので、表情がもう少し良ければ、と悔やまれます。南明奈は写真集買ったので、写真集見て思ったこと含め写真集レビューの際に詳細に書きたいのですが、彼女は雰囲気後藤真希、表情の出し方が安倍なつみという、非常に希有な物を持っていると思います。

スタイルはそこそこスレンダーだけど、肉感も兼ね備えている。ということで、磨き方によっては今年独走するくらいのポテンシャルは持っていると思います。今のままだと表情の出し方が完成されすぎていて、そこに面白みに欠ける部分がある。工藤里紗。sabra上ではグラビア撤退的な内容が書かれていましたが、こうやってきちんと週プレ巻頭に出てきてくれているので、別に気にしなくて良いのかも知れない。彼女の場合常に完成度は保っているし、スタイルの増減はあっても大崩しないので、どのグラビアも安心してみていられます。

このグラビアでも表情バリエーションは広く、でも安定しています。そろそろ次の展開を考えないといけないかも知れませんが、次の展開をしつつ、この安定したグラビアを見せて欲しい。小阪由佳。セクシー表情では、彼女の魅力は出ないのです。写真集の中にはそういう表情もあるのでしょうが、このグラビアを見ると、購入意欲が落ちます。中川翔子。ブログ風の文章を伴ったグラビア。中川翔子は最近コスプレグラビア専門、みたいなところがあるけど、今回はコスプレ色を感じさせる部分はある物の、割と普通のセクシーグラビアになっています。

2007年11月17日土曜日

最近のグラビアアイドル

最近のグラビアアイドルは、グラビアより先に何らかの職業経験を積んでからグラビアの世界に参入してきた人材であり、この傾向は今後もグラビアにおけるもう1つの潮流となっている。なお『テレ朝エンジェルアイ』は後発であったことや、起用したアイドルの反響が思いのほか少なかったことからこの年限りで廃止になっている。『ミスマガジン2004』では、グランプリに小阪由佳、読者特別賞に山崎真実、審査員特別賞に松嶋初音という純グラドルが選ばれたのに対し、『ヤングジャンプ制コレ2004』では森絵梨佳(「SEVENTEEN」)、平田薫(CANDy)等ティーンファッション誌モデル出身者が受賞。

この頃からティーンファション誌モデルが高校生に進級した時期に合わせてグラビアに進出させる、いわゆる青田買いが増え始め、「SEVENTEEN」の専属モデルだった榮倉奈々や「nicola」の専属モデルだった新垣結衣、リクルート「ゼクシィ」のTVCMでブレイクした加藤ローサなどが代表格となっている。また、既にテレビタレントとして活躍中の眞鍋かをりがこの年の末に自身のブログで伊達眼鏡姿を公開し、これを契機に一気にトラックバック数日本記録を樹立する。これが各方面で話題になり、彼女の功績によりブログというネットツールが広く知れ渡るようになったことで、ついには「ブログの女王」と呼ばれるようになる。

また翌年には自身のオタク知識を前面に押し出したブログで中川翔子が話題になり、そこで展開される「ギザ、かわユス」などの独特なネット言葉が注目を浴びた。こちらもまた大きな話題になり眞鍋に対してこちらは「新ブログの女王」と呼ばれる。この2名の出自から更にグラドルの知名度は上がった。なおこの頃から若槻千夏や小倉優子の後を追うようにグラビアと並行してテレビバラエティに進出するグラドルが多数現れ、深夜番組に留まらず、ゴールデンタイムなどにも頻繁に顔を出すようになり、大抵の番組では俗に「グラビアアイドル枠」といわれるものが設けられ、芸人等に混じり番組を盛り上げる役としてお茶の間の人気を獲得していく。

2005年、それまであまり知られていなかった新人グラビアアイドルが突如として現れる。まず年頭からフジテレビの競馬情報番組『うまッチ!』にレギュラーとして起用された工藤里紗がブレイク。番組は若槻千夏の初の冠番組で東日本のローカル放送ではあったが、同番組で見せる極めて素人っぽいリアクションがウケてグラビア界でもすぐさま取り上げられるようになり、新たな旋風を巻き起こす。

2007年11月3日土曜日

グラビアアイドルの転換期

フジテレビVQには周防玲子(現:すほうれいこ)、一戸奈未(現:一戸奈美)、川村亜紀(同年「ミスヤングマガジン」グランプリ受賞)、桜井裕美(後に『JJ』のファッションモデルに転身)、三津谷葉子(1996年『ホリプロタレントスカウトキャラバン』優秀賞)、金子さやかの6名が選出。またこの年の『ホリプロタレントスカウトキャラバン』で審査員特別賞を受賞した綾瀬はるかがグラビアアイドルとしてデビュー。この頃は大きな反響を得られなかったが、後にテレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で主演に抜擢され女優として開眼する。

ハロプロ勢にも4月から石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依の4名が加入。前年の勢いを加速して一般雑誌にまで取り上げられるほどのブームを巻き起こし、グラビア業界を華やかに彩った。この他では杏さゆりがこの年の「ミスヤングマガジン」準グランプリを受賞。細く締まったしなやかなウェストから後に「くびれクイーン」の称号を受けてグラビア誌面で活躍する。歌唱力が優れている上に、ピアノ・ギター・マンドリン・シンセサイザーを演奏し、作詞作曲も自ら手掛けるなど、非常に高い音楽性が備わっていた。加えて後のグラビアアイドルにも通じるスタイルは雑誌のグラビアやアイドル水泳大会を度々飾り、彼女の写真集は2006年の現在もなお古書市場で根強い人気を保っている。

そして天真爛漫で素直な性格は中西裕の漫画「あしたのナオコちゃん」のモデルにもなった。1980年代の人気歌手・アイドルの一人である。1963年7月24日、大阪市浪速区の愛染橋病院において会社員の父親の長女として誕生。3才年下の妹がいる。小学校入学と同時にピアノのレッスンを受け、中学時代はフォークソングクラブに所属。中学2年の秋に『スター誕生!』に応募するが、この時は書類選考の段階で選外となる。1979年に当時女子高だった私立 大阪女子学園(現 大阪夕陽丘学園高等学校)に進学し、全国的に有名なマンドリン部に入部する。同年12月、芸映プロが主催した「ヒデキ(西城秀樹)の弟・妹募集オーディション」に応募、翌1980年3月15日に中野サンプラザで開催された決勝大会に於いて応募総数25,160名の中から優勝する。

コンサートでフィーチャーされていたシーンを見て、期待し始めてから約1年半、ついに熊井友理奈のソロ写真集が発売になりました。撮影は河野英喜という、この年代のアイドルの写真集としては手堅い人選。キッズネットではあるけど、まずは大外ししないだろうという感じを受けての購入。衣装は水着が3パターン(黄色、赤ストライプ、デニム)。本人のインタビュー(Gザテレビジョンより)に「水着もあるし、ちょっと恥ずかしいな、と思いました。」

水着は全部セパレートだけど、ホルターネック主体で、下はビキニではない。ということで割と穏健だけど、この年代ならそれくらいが当然だし、良い選択だと思います。あとは普通のキャミとかワンピース、あと最初が制服、最後が浴衣。バリエーションがこのページ数の写真集としては多い。しかも、可愛らしい衣装が多くて、着せ替えの楽しみがあります。白のワンピースとか、ブルーのフォークロアっぽい衣装が特に可愛らしい。あと、制服と浴衣も良好。特に制服は、スマートな感じが出ています。2001年は表立って派手な展開はなかったものの、グラビアの転換期に入った年と見ることができる。